Alloro125
PGO
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08年式
CVK26へのキャブレター換装後、P/SやA/Sの微調整を試行しつつ延べ300km程の実走を行った。
キャブレターの設定については、M/Jの使用域は番手を下げた方がより快適と思われる兆候がしばしば見受けられた。
中速域については、N/Jの差異が好影響を与えているものと思われるが、ジェット類の設定はCVK24で良好であった番手を踏襲するのが吉と言えそうだ。

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STDのマフラーアッセンブリは、エンジンの持つポテンシャルを市場販売向けに抑制する意図もあるが、Alloroのマフラーアッセンブリは、その中でも高性能な部類に入るアイテムとして考えられる。
正直なところ、STDのマフラーアッセンブリに不満を感じている訳ではなく、寧ろ、全天候型、静音をAlloroのコンセプトに置く私にとっては、性能、音質ともに高く評価しており、パッケージ変更の必要性を感じていないのが現状である。

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とは言え、既に台湾現地のエージェントを通じて上旺車業製のエキゾーストマフラーを準備してしまっている以上は実走を一度は試行するべきなのだが、STDのマフラーアッセンブリよりも良好な結果をもたらしてくれるものなのかはやや疑問を感じる。
永続的な使用の是非を判断する目的で、吸排気系のパッケージ変更の後段階となるエキゾーストマフラーの換装を行う!

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先ずは、STDのマフラーアッセンブリを取り外す。
それぞれ両手に持ち重量を比較したところ、STDのマフラーアッセンブリに比して上旺車業製のエキゾーストマフラーは体感にして約1/3程度の重量であった事は一つの大きな特徴と言える。

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スタッドボルトを固定するナットを取り外したところで1つ目の問題が発生!
マフラーフロントセクションの溶接部位の突起がロア側のエンジンハンガーやプルリンケージに干渉して上手く取り外せない事が判明。。。

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↑カーソルをポイントすると画像が変化します!
30分程格闘を繰り返したが一向に抜き取る事が出来ずセオリー通りの取り外し方法を断念する。
サスペンション換装の際に酷く苦労した記憶があり避けたい方法ではあったのだが、確実に取り外す事が可能な手段としてロア側のエンジンハンガーを一旦開放しマフラーフロントセクションを取り外す。


↑カーソルをポイントすると画像が変化します!
ロア側のエンジンハンガーを開放した状態のまま上旺車業製のエキゾーストマフラーを仮付けする。

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ロア側のエンジンハンガーを固定しようとしたところで2つ目の問題が発生!
エキゾーストマフラーのパイプがロア側のエンジンハンガーやプルリンケージに干渉して正位置に戻らず取り付けボルトのセンターが出ない事が判明。

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また、リア側のエンジンブラケットの固定位置とエキゾーストマフラーのステー部分の取り付け穴にピッチの問題はないのだが、僅かな位置ずれが出ている事も判明。
これはエキゾーストマフラーの材質と成型の問題が原因と考えられそうだ。

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マフラーフロントセクションのパイプ部分に見られる異形部位は、着脱において必須となる成型だった事を理解する。

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ロア側のエンジンハンガーの取り付けを行ったところ、取り付けには懸念通り2時間以上の格闘が必要となった。。。
但し、試行錯誤の結果、僅かにコツが必要とはなるがマフラーフロントセクションもエキゾーストマフラーもロア側のエンジンハンガーを取り外さずに着脱する事が可能である事が発見出来たのは収穫と言える。

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エキゾーストマフラーの取り付けに際して懸念となる部位を特定する為、再度、エキゾーストマフラーの仮付けを行う。
エキゾーストマフラーのフランジ部分とエンジンEX側との密着度を高めれば高める程、リア側のエンジンブラケットの固定位置とエキゾーストマフラーのステー部分の取り付け穴に大幅な位置ずれが出てしまう事が判明。

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エンジンを始動させ、排気漏れの有無、その他必要となる加工部位等を検証し

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エキゾーストマフラーの取り外しに3時間以上もの時間を費やした後にようやくエキゾーストマフラーの加工に着手!
加工の途中で、加工に使用するツールを破壊してしまうと言うアクシデントも更に重なり辟易する…

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フランジ部分とステー部分の加工が完了