雨(2006.01.01)
ミニチュア・ピンシャー
誕生:2005.07.11
名前:雨(あめ)
性別:♀
2005年12月26日
朝から食欲もなく動こうとする気配がありません…

2005年12月27日
雨の容態が急変し呼吸するのも苦しそうにしてます…
只事ではないと感じ取り慌てて動物病院に連れて行きました!
診察を待つ間にも具合は悪化し今にも呼吸が止まってしまうのではと感じる程に苦しそうです。。。
診察の結果、容態急変の原因は不明。。。
過去にも症例がなく大きな大学病院で精密検査を行わなければ病理を解明出来ないとの回答でした…
しかし、精密検査を実施する際に使用する麻酔で命を落とす可能性が極めて高い状態との事でした。。。
更に悪い知らせが年末と言う事もあり大きな大学病院などが既に年末休暇に入ってしまっているとの事…
治療はおろか適切な処置が施せないとの事で大学病院が開院されるまでの間、命を保たせるべく緊急入院する事になりました。。。
動物病院の酸素室に入れ抗生物質の点滴投与を行い、体力の回復を試みて精密検査を受ける事になったのですが…
獣医が八方手を尽くしてまだ業務を終了していない地方の大学病院に繋ぎを取り麻酔を使用しない範囲で行える検査を受けさせてくれましたw
その検査の結果によると、犬の症例は無いが猫科動物に多く見られる食道裂孔ヘルニアの可能性が高いとの告知を受けました。。。
症例を調べてみたところ、食道裂孔ヘルニアを患うと生存率はゼロに等しく、手術を施しても延命措置にしかならない病気らしい事が解りました。。。
この日から毎日雨を見舞い、年が明け専門的な設備を有した動物病院が開院するまで回復を願う日々が続きました。
雨は、私が来た事を知ると無邪気に喜び動かない体を必死に動かして一緒に家に帰りたがっている事を懸命に伝えようとしていました…
死の瀬戸際にありながらも懸命に意思を伝えようとするその姿に私は声が出ませんでした。。。

2006年1月1日元旦
雨がいつになく元気に見えました。笑
私の姿を見ると酸素室の中でお座りをして尻尾を振って喜んでいますw
獣医からは「雨ちゃん、今日はとっても具合が良いですよ!」と笑顔で伝えられました。笑

2006年1月4日
この日は偶然にも、私、母、姉の家族3人が勢揃いしました。
家族3人で雨を引き取った時と同じ情景に雨も何かを感じたのでしょうか。。。



別れの時は突然訪れました…
雨が急に口を大きく開け「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…っ」と奇声を上げました!
大きく開かれた口から見える舌の色はチアノーゼを表す薄紫色…
初めて目にする雨の不自然な姿に異変を感じた私は獣医を呼び、ただ呆然と立ち尽くしながら獣医の言葉を待ちました…
雨の姿は今にも絶命しそうな程に呼吸が荒く意識すら無い状態に見えました。。。
獣医は私を見て無言で首を横に振りました…
雨を見ると確実に死が近づいているのが見て取れました…
私が呼ぶと目を見開いて懸命に呼吸を再開しましたがそれも数秒で胸の動きが止まります…
再度私が呼び掛けると再度目を見開き懸命に私の声に応えようとしているのが痛い程理解出来ました。。。
健気な雨が可愛そうに思えた私は「もう良いから楽になって…」と一言呟きました…
そして、雨は二度と呼吸を繰り返す事無く眠るように息を引き取りました…

雨(2006.07.19)
雨が我が家の家族として過ごした時間はとても短くその時間は僅かに1ヵ月半…
時間の長さでは推し量れない程に雨は我が家にとって掛け替えの無い存在でした。
雨の遺骨は私が死を迎えた際に傍らで眠らせてやりたいと思い今も我が家に安置されています。
雨の姿は見えませんが私達の心の中には今もそしてこれからも雨の魂が生き続けています。笑
雨は私に命の尊さを教えてくれました。
短く儚い小さな命だったとしても、私達の心の中に残された記憶と想い出は掛け替えの無い大きな財産となりました!

雨
粍が生まれたのは雨が最後に元気な姿を見せてくれた2006年1月1日の元旦でした。笑
粍は雨の遺骨を前にすると普段のお転婆な粍とは少し様子が違いますw
動物的な何かを感じているように思うのですが、粍には雨の分まで生きて欲しいと願わずにはいられません!
粍の歯止めの利かない元気の良さを見る限りでは雨の分の生き運をも背負って生まれて来たのだろうと思わせられますw
姉である雨から妹の粍に託された命の贈り物なのかもしれません!